LIFE

同調圧力をぶっ壊す。いやっ逃げるが勝ち。

わたしは「同調圧力」という言葉が嫌いです。

言葉だけではなく、同調圧力に染まっている人。組織も。

日本ではおそらくホリエモンの次くらいに嫌いだと思う。

同調圧力なんてぶっこわしてやる!

いやっ。。

逃げるが勝ちのようです。

同調圧力とは?

同調圧力(どうちょうあつりょく Peer pressureピア・プレッシャー)とは、地域共同体職場などある特定のピアグループ: Peer group )において意思決定合意形成を行う際に、少数意見を有する者に対して、暗黙のうちに多数意見に合わせるように誘導することを指す。

Wikipedia

ピア・プレッシャー?

なんか響きよくない?

そんなにきれいなものじゃない。

圧力をかけている側は、圧力を受けている人の気持ちは考えない。

一方的に従うように、働きかけ、服従させる。

相手が心を病もうと、体の調子を崩そうとおかまいまし。
そんなことは知ったこっちゃない。

何度も言うように彼ら、彼女らの目的は服従させること。

独裁者。独裁国家である。

同調圧力大国 日本

日本は同調圧力大国だ。

なぜだろう?

日本には「空気を読む」という言葉がある。

この言葉があるのは日本だけ。英語訳はありません。

「あいつ空気読めないよな。」

みなさんも一度は聞いたことがあるでしょう。
学校、職場におけるいじめの原因の一つ。

空気を読む文化は日本特有の文化

世界的にも珍しい『空気を読む文化』は集団の共有性が高い文化です。
これを「ハイコンテクスト文化」と呼びます。

一方、欧米のように集団の共有性の低い文化は、「ローコンテクスト文化」と呼ばれています。

空気を読む文化の利点は、「具体的な言葉を使わず、イメージで伝えることができる」こと。

例えば、「今回のイベントのコンセプトは、80年代の昭和の日本。」といった言い方をしても、「なるほど、そういうことか。」と、なんとなく意思の疎通ができてしまいます。

しかし著者はここに罠があると思います。
そうです。イメージは人によって千差万別。必ずしも皆、同じイメージをもたないということ。多様性を無視しています。言葉で伝えることの重要性を忘れてはいけません。

組織における同調圧力の手口


組織はあらゆる手段を使って、個人を服従させようとします。

集団による個人へのプレッシャー。

いじめ。

まず、「思考停止している人」「心の弱い人」を洗脳し、同調圧力側に引き込みます。

同調圧力側は、ターゲットの考え方、言動行動をいっさい否定。間違いであることを強く叩き込みます。

ターゲットへの教育です。

仕事のみならず、プライベートの過ごし方さえ否定します。
(宗教団体でよく行われる手段ですね。)

自分の思ったことは言ってはいけない。」「自分の考え方は間違っている。」わたしは心を病みました。夜も眠れなくなり、心療内科で睡眠薬を処方されました。(現在は薬に頼らず眠れています。)

監視はもちろん、異性をしむけて、行動をコントロールしようとする組織さえあるのです。

同調圧力への対処法はあるのか?

結論からいうと、対処法は「その組織から離れること」です。

これしかありません。

逃げましょう。

悔しいですが、戦ってはいけなのです。
戦って精神を病んでしまっては、たとえ勝ったとしても意味がありません。

多様性のかけらのない組織は放っておいても自滅します。あなたの大切な命の時間を使う価値がありません。逃げるが勝ち。

日本には約410万社という法人企業があります。ひとつの組織に執着する必要はないのです。その組織を反面教師にして、起業したっていい。自分を追い込まないで。

同調圧力がないこれからの日本へ

ではこれからの日本はどうしたらいいのでしょう?

キーワードは「多様性」。そして「フリーランス」。

組織内に中途採用や、フリーランスを多く取り入れて、組織の単一化を防ぐこと。

「空気読めない」発言が出ない組織づくり。

フリーランスがもっと増えれば、自然に同調圧力の強い組織には人が集まらなくなり、淘汰されていく。喜ばしいことに、コロナ以降フリーランスは増加しています。組織に縛られない生き方を求めている人が増えることは素晴らしいことです。

最後に同調圧力側の人の名誉のために。

あなたたちの心が強くないことは知っています。今は仕方なく大勢に従っているのでしょう。でも勇気を持ってください。あなたがその行動を止めることで、救われる人がいます。毎日心を病んで、同調圧力とたたかっている人がいることを忘れないでほしい。

この記事を書くことには勇気がいりました。当然私への圧力が強まる恐れがあるからです。人は必ず間違いを犯します。私も例外ではありません。だからこそ内省することは怠りません。そして信念を捨てることもありません。自分らしく生きるために。