こんにちは、さかな社長です。
日本は世界一の長寿国。
イギリスのリンダ・グラットン教授によれば、2007年に生まれた日本の子どもは、107歳まで生きる確率が50%あるといいます。
2007年といえば、ちょうどわたしの長男が2007年生まれの14歳。
長生きできるっていいことだけど、老後の資金とか不安だな…
そうですね…つらくて長い老後を送らないためには、どうしたらいいのでしょう…
結論から言います!3つの変化に対応しなくてはいけません!
3つの変化とは…
- 働き方の変化(雇用の変化)
- 資産形成の変化(無形資産の形成)
- 時間の使い方の変化(労働時間の減少)
この3つの変化への対応、つまり
「ライフシフト」が必要なんです!
あなたが、漫然とした未来をむかえないために。
✔︎人生100年時代で変わること【ライフシフト】
働き方の変化
(雇用の変化)
ロボット工学と人工知能(AI)の急速な進歩、社会の高齢化といった要因の影響を受けて、雇用は大きな変化を遂げることでしょう。
テクノロジーの進化によって、ロボットやAIに代替えされる職業が増えることが予測されます。
2005年に公表された、「マッキンゼー・アンド・カンパニー」の調査によると、
2030年までには、日本中の業務の27%が自動化され、約1,660万人の雇用が機械に代替えされる可能性があるとのこと。
【なくなることが予想される職業】
(英オックスフォード大学のオズボーン准教授の論文より抜粋)
・一般事務員
・データ入力作業員
・テレマーケター
・簿記、会計、監査の事務員
・保険事務員
・時計修理工
・仕立て屋(手縫い)
・レジ係
・ホテルの受付係
・レストラン、ラウンジ、カフェ従業員
・タクシードライバー
・ネイリスト
・モデル
・カジノのディーラー
などなどまだ多数…
すでに無人レジの「Amazon Go」は世界展開していますね。
※ちなみにAmazon Goはレジレスコンビニと言うそうです。
そんなんじゃ仕事なくなっちゃうよ。
大丈夫!無くなる職業もあるけど、新しい職業も生まれるから、そっちにいけばいいんだよ。
但し、そのためには、常に新しいスキルを身に着けて、いろんな仕事につく必要があるんです。
人生死ねまで勉強だね。
終身雇用の崩壊
そういえば、トヨタの社長が終身雇用を維持するのは
むずかしいって言ってたね。
そうだね。
今までのライフスタイルは
「勉強→仕事→引退」の3ステージでした。
人生100年時代では、
「勉強→仕事→勉強→仕事(起業も含む)→引退」の
マルチステージになり、生涯で何度も勉強する必要がでてきます。
学生のときだけ勉強するのではなく、生涯を通じて勉強し続ける時代になるのです。
「過去に縛られずに、常に新しいことにチャレンジしなくてはならないのです!」
わたしは「起業」がオススメです!
資産形成の変化
(無形資産の形成)
そもそも、有形資産とか無形資産ってなのこと。
【有形資産とは】
・株や不動産、車などの目に見える資産のこと。
【無形資産とは】
・仕事のスキルや、知識、健康、人間関係や人脈などの、目には見えない資産のこと。
この目に見えない「無形の資産」こそが、人生100年時代を幸せに生きる、とても大切なもの。
時間の使い方の変化
(労働時間の減少)
ロボットやAIによってもたらされる恩恵は、私たちの労働時間の減少です。
へぇ〜働く時間が減ったら、映画みに行ったり
趣味の釣りなんかいっぱいできそう♪
ちょっと待って!
もちろんそういった時間も必要です。ですが…
そればかりではだめです。
「人生100年時代」ではこの時間の使い方が、晩年の人生を決めると言っても過言ではありません。
レクリエーション(娯楽)とリ・クリエーション(再創造)
人生100年時代では、レクリエーション(娯楽)ではなく、自己のリ・クリエーション(再創造)に時間を使わなくては、変化に対応できなくなります。
「無形資産」にこそ時間を使うべきなのです。
【知識への投資】
- 本を読み、勉強してスキルを身につける
- 仕事仲間をつくる
※できれば「機械に代替えされにくい」ことを学ぶこと
【健康への投資】
- ジムに通ったり、スポーツをして適度な運動をする
- 健康的な食生活をおくる
これって自己研鑽だよね。
そうですね。
この日々の習慣こそが大切です。
寝たきりの老後を送るのはつらいと思います。
運動を習慣にすると、日々のパフォーマンスが上がり、寝たきりの老後を防ぐ助けになります。
まとめ
- わたしたちは80歳まで働き、100歳まで生きることを自覚する
- 無形の資産(知識への投資、健康への投資)に時間を使う
- 常に機械に代替えされにくい職業のスキルを身につける
- 孤独でつらい老後を送らないためにも、友人と家族を大切にする
- 新しいことに挑戦する勇気をもつ
大切なことは、後で変化を突き付けられるのではなく、変化を予測して行動にうつすことです。
そうしなければ、長寿が厄災の種になりかねません。
ここで良いお知らせがあります。
セルフコントロールは後天的に身につけることができます。
快楽に溺れず、未来につながる思考に集中しましょう!
最後に本記事を、あの小説家の一節で締めくくりたいと思います。
この世は素晴らしい 戦う価値がある
アーネスト・ヘミングウェイ
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。